ダイカンドラは踏圧に強いの?
ダイカンドラを植えたいけどよく通る場所なので心配…
この記事では、ダイカンドラを植えたみたいけど踏圧に強いか心配という方へ、ダイカンドラを庭で10年育てた経験から、踏圧にどのくらい強いか実際の写真付きでお伝えします。
私はお庭に植えるグランドカバーを探している時に、「手入れが楽」「強い」植物を探していました。
芝生は見た目がきれいですが、芝刈りが必要なことと踏圧に弱そうだという点が気になりやめました。
ダイカンドラなら手入れが楽で踏圧にも強いのではないかという期待を込めて植えてから10年経ちました。
その中でわかったことをお伝えしたいと思います。
それでは、ダイカンドラが踏圧に強いか気になる方ぜひご覧ください。
ダイカンドラは踏圧に強い?
まあまあ強い
ダイカンドラを10年育ててみて、ダイカンドラは踏圧に対して「まあまあ強い」と思います。
「まあまあ」とはどの程度かというと、たまに踏む程度では問題ありません。
たまに踏まれる駐車場横の実際の写真がこちらです。
敷石を設置する前の2019年の写真で、ちょうど梅雨明け頃なので苔がたくさんはえてしまっていますが、車の横のよく踏まれる場所が薄くなっている感じはありません。
当時子どもが小さかったのでお庭遊びをしていましたが、ダイカンドラが傷んだと感じたことは特にありません。
生活する中で普通に通るくらいでは、毎回必ず同じ場所を踏むわけでもないので、ダイカンドラは大丈夫です。
ほぼ毎日踏まれるダイカンドラの実際の写真
ある時、お庭の中でほぼ毎日踏まれる場所が1ヶ所だけあることに気付きました。
それは、屋外のごみ置き場の横です。
毎日踏まれたダイカンドラはこのようになりました。
・葉が小さい
(私は小さい葉の方が見た目が好きです)
・密度が低めである
(同時に雑草も生えていない)
ダイカンドラを植える目的が、地面を完全に覆いつくすことであれば、毎日確実に踏まれる場所はちょっと心配かなと思います。
しかし、雑草を防ぐ目的であれば、毎日踏むことで雑草が生えることも防止できるので問題ないと思います。
水分が多いと弱くなりやすい
ダイカンドラは基本的に踏圧に強く、ふつうに踏んでも大丈夫なのですが、水分が多いと踏圧に弱くなるように感じます。
雨が降っている日や雨が降った後で、ダイカンドラが濡れている(表面だけでなくおそらく水を吸った状態)状態では、ダイカンドラを踏んだ靴にちぎれた葉がついてきたりします。
また、梅雨の時期で雨が何日も続くと、日照時間が少ないのも併せてだと思いますが、地面にはりついたような感じで元気がなくなります。
よって、雨が降った日はできるだけ踏まない方が良いと思います。
復活が速いので結局心配はいらない
ダイカンドラは基本的に踏圧に強いですが、上に書いたように雨の時など、状態によっては踏圧で傷みます。
しかし、ダイカンドラは本当に強い植物なので、一部分ダイカンドラがなくなってしまっても、気付いたら復活しています。
踏圧以外にも、夏の暑さや冬の寒さでダイカンドラの密度がかなり低くなり、もうだめかと思ったことは何度もありますが、植えてから10年経った今もダイカンドラは元気です。
気になる部分は敷石でさらに快適に
敷石を置こうと思った理由
ダイカンドラは踏圧に強く、また傷んでもすぐに復活するのですが、梅雨時期の九州では大雨が何日も続くことがあり敷石を設置してみました。
何日も何日も大量の雨が続くと、ダイカンドラの下の土がぬかるんだような状態で、部分的にすべりやすかったことと、ダイカンドラを踏圧で傷つけないようにと思い、ホームセンターで敷石を買ってきて設置しました。
敷石の選び方
ホームセンターには敷石に使える石が色々と売っていると思います。
私が行ったホームセンターには、主に以下の3種類の敷石が置いてありました。
①木製風敷石
②コンクリート平板
③透水平板
私が最初気に入ったのは、枕木風の敷石でした。
見た目が木製のようでかわいく、しかも素材は石なので一番に気に入りました。
しかし、泥汚れが目立ちそうという点と濡れるとすべりやすそうな点が気になりやめました。
次に、コンクリート平板と透水平板に目をつけました。
この2つを比較した時に、透水平板は表面がざらざらしていて雨の日でも滑りにくそうなことと、お庭に合わせて色が選べることが気に入り、透水平板を選びました。
こちらが実際に私がホームセンターで購入した透水平板です。
2020年の購入時の価格で、1枚327円でした。
サイズは縦30cm×横30cm×高さ35mmです。
敷石の設置方法
敷石の設置方法は置くだけです。
上の写真は敷石設置直後ですが、置いただけなので敷石側面がやや目立ちます。
これについては、最近の写真↓でわかるように時間の経過と共に側面は目立たなくなります。
段差が気になる方は、少し地面を掘ってから設置しても良いと思いますが、地面を敷石の形に合わせて均等に掘るのはけっこう難しく大変だと思います。
また、そのまま設置すると飛び石のような感じで地面より高くなるので泥汚れもしにくいと思います。
最後に
今回は「ダイカンドラが踏圧に強いか」についてお伝えしました。
ダイカンドラは踏圧には割と強いですが、毎日踏まれると葉が小さくなり密度が下がるという変化が起きます。
また、よく踏む場所は敷石を置くだけで、ダイカンドラを踏圧から守るだけでなくお庭のアクセントにもなるのでおすすめです。
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