やっと収穫したのにミニトマトの皮が固い…
家庭菜園のミニトマトをもっとおいしく食べたい!
この記事では、家庭菜園で育てたミニトマトが皮が固い・甘くないという理由でいまいちおいしくないとお悩みの方へ、
この記事の内容
- ミニトマトの皮が固い・甘くない原因
- 「皮が固い」を解消する簡単な方法
- 「甘くない」を解消する簡単な方法
についてお伝えします。
私は子供の頃から植物を育てるのが好きでしたが、家を建てて庭がある生活になったのを機に家庭菜園にも挑戦してみました。
レタス、キャベツ、きゅうり、ピーマンなどいくつか育ててみましたが、ミニトマトは家庭菜園初心者でもおいしく育てられるので断トツでおすすめです。
そんなおいしく育てやすいミニトマトですが、やはり品種やお天気などによっては皮が固い…甘くない…とスーパーで売られているミニトマトのようにはおいしくないことがあります。
せっかく大事に育てたミニトマトがおいしくないとがっかりしていまいますね。
しかし!大丈夫です!
簡単な方法で皮が固いミニトマトも甘くないミニトマトも、絶品ミニトマトに変わります!
それでは、家庭菜園ので収穫したミニトマトをおいしくしたい方、ぜひご覧ください。
もくじ
家庭菜園のミニトマトの皮が固い・甘くない原因
家庭菜園用のミニトマトの品種は皮が厚くて固い
家庭菜園で育てたミニトマトを食べて皮が固い!と思う方は多いと思います。
私も、育て方が悪いのかな?なんでだろう?と考えていましたが、家庭菜園用のミニトマトは裂果(皮が裂けること)を防ぐために、皮が厚めの品種が多いんです。
スーパーで売られているミニトマトは、ビニールハウスで栽培されるので、家庭菜園用に比べて皮が薄くなっています。
私はまだ育てたことがありませんが、「ピンキー」という品種は皮が薄くおいしいようです↓
しかし…ピンキーは苗ではなく種からの栽培で、そして種の値段が高い!!
気合いを入れておいしいミニトマトを作りたいという方には、良いかもしれません。
そして、簡単に育てられるミニトマトですが、本当においしくするには水やりの加減が難しく、水やりを控えると甘くなる一方で水分が少なくなり皮が固くなります。
また、強い直射日光にあたることでも皮が固くなるそうです。
トマトは日当たりの良い場所でよく育ちますが、強い直射日光には弱いので注意が必要ですね。
プランターであれば強い直射日光が当たる時間は移動させて対処できそうです。
以上の理由から、家庭菜園のミニトマトは皮が固くなりやすいです。
水をあげすぎると甘くないミニトマトになる
ミニトマトが甘くない原因は、主に2つあります。
1つめは、水のあげすぎです。
水をあげすぎると、水分が多すぎて味が薄まり甘くないミニトマトになります。
トマト・ミニトマトは基本的に水は少なめで育てた方がおいしくなります。
(ただし水が少ないと皮は固くなりやすい)
我が家では一度プランターで栽培しましたが、基本的に露地栽培でミニトマトを育てているので、雨が降ることにより水分管理は難しいです。
私は九州に住んでいるので、ミニトマトを5月に植えて6~7月に収穫しますが、その期間は梅雨と丸かぶりなので、水を控えることはなかなか難しいです。
もう1つめのミニトマトが甘くない原因は、品種です。
ミニトマトのの品種によって糖度が異なるので、糖度が高い品種を選びましょう。
こちらの、トマト糖度コンテストがわかりやすいです↓
参考 トマト糖度コンテストベジタブルガーデンショップ「イワサ」私は苗を選ぶ時は、「甘い!おいしい!」と書かれているようなものを選んでいます。
良い苗は少しお値段が高めですが、やはりその分おいしいミニトマトが収穫できるので、苗選びは大事だと思います。
「皮が固い」を解消する簡単な湯むきの方法
それでは、皮が固いミニトマトを簡単においしくする湯むきの方法を紹介します!
1.皮につまようじで3mmくらい傷をつける
まず、ミニトマトを洗ってヘタをとり、そしてつまようじで3mmくらい皮に傷をつけます。
お湯に入れた時に、この傷をつけた部分から皮がするっとむけるようになります。
2.鍋にお湯を沸かし氷水を用意する
鍋にお湯を沸かして、横に氷水を用意します。
ゆでた後に氷水にいれることで、皮がむけやすくなるのと、ゆですぎを防ぐことができます。
我が家で使っているお鍋はアイリスオーヤマの取っ手がとれるシリーズですが、安いのにとても使いやすくおすすめです。
3.沸騰した湯で5秒ゆでる
沸騰したお湯で5秒ゆでます。
ゆですぎないように注意しましょう。
ミニトマトの大きさや品種によって、最適なゆで時間は違ってくると思いますが、
・皮がむけない→ゆで時間が短い
・実が崩れる→ゆで時間が長い
なので、最初の数個は1つずつゆでて加減をみても良いと思います。
4.氷水につける
ゆでたらすぐに氷水で冷やしましょう!
ミニトマトを鍋からあげる時は、菜箸だと滑りやすいので玉じゃくしやすくい網を使うと良いです。
ミニトマトの湯むきは何度もしましたが、試しに氷水で冷やさずにいたら、ミニトマトに熱が入りすぎて実が柔らかく崩れやすくなってしましました。
きれいに皮をむくためと、食感を良くするためにはすぐに氷水で冷やすようにしましょう。
5.皮をむく
最後は、皮をむきます。
ミニトマトの皮はゆでて氷水に入れた時点で裂け目が入っているので、指で軽く力を加えると…
するっとむけます!!↓
本当に気持ち良くするっとむけるので、皮むきタイムは楽しいですよ♪
皮がむけると果物のようにツルツルでピカピカした見た目になり、とても美しいです。
「甘くない」を解消する簡単な方法
続いて、ミニトマトが甘くないという問題を簡単に解消したいと思います!
1.ミニトマトの皮を湯むきする
まず、ミニトマトの皮を湯むきします。
湯むきの方法は前の項目をご覧ください。
2.砂糖をまぶしてよく冷やす
トマトを湯むきしたら、砂糖をまぶして冷蔵庫でよく冷やします。
これだけです!
ミニトマトが果物のような甘いデザートになります!
もともと甘いミニトマトの味とは違いますが、甘くないミニトマトでもとてもおいしく食べることができます。
最後に
今年は子どもと一緒にミニトマトの栽培・収穫を楽しみましたが、やはりせっかく育てたミニトマトがおいしくないとがっかりしますよね。
何度かミニトマトを育てましたが、収穫し始めの頃は皮が薄くておいしいものが多いですが、次第に皮が厚くなってきます。
最後の方は皮が厚くなり、娘があまり食べなくなっていましたが、湯むきすることで娘もまたたくさん食べるようになりました!
最近はスーパーで買ってきたミニトマトもよく湯むきして食べています♪
湯むきしたトマトは出汁漬けやマリネにしてもおいしそうなので、今度してみようと思っています。
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