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和室の床の間はいらないかもしれない|その4つの理由と注意点

床の間はいらないと思う4つの理由

家を建てるなら床の間は必須?

 

床の間がないと困ることがあるかもしれない…

この記事では、これから家を建てる方で床の間を作るべきかお悩みの方へ、実際に床の間ありの家を建てた経験から、床の間はいらないかもしれないと思う理由についてお伝えします。

我が家は家を建てる時に、一戸建てには普通床の間があるものだろうという認識で、特に深く考えずに床の間を作りました。

ハウスメーカーから提案された間取りにも初めから床の間がついており、床の間を作るかどうか迷う事もありませんでした

しかし、実際に家を建ててみると、床の間はなくても良かったんじゃないか…と思う事が何度もありました。

ただし、床の間がない家を建てる場合には少し注意した方が良い点があると思ったので、その注意点についてもあわせてお伝えしたいと思います。

さらに、床の間を作らない場合でも「置床」という便利なものがあるので、「置床」についても最後に触れたいと思います。

後悔しない家を建てるために、床の間を作るかお悩みの方はぜひご覧下さい。

床の間がいらないと思う4つの理由

1.使い道が少ない

床の間は使い道が少ない

我が家のように、「床の間は普通あるものだ」と思う方はけっこう多いのではないかと思います。

それでは、床の間の使い道は決まっていますか

我が家では、ひな人形や兜などの節句の飾りを飾るのに使いました。

しかし、それ以外で使い道がありませんでした…

例えば、「生け花が趣味で生け花を飾りたい」などはっきりとした床の間の使い道がある場合には、ぜひ床の間を作ることをおすすめします。

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2.何も置かないと不自然でインテリアが難しい

床の間は何も置かないと不自然

一般的に使い道が少ない床の間ですが、それでは何も置かなければいいのか?というと、何も置かないのは少し不自然な感じがします。

古くからのおうちや旅館の床の間を思い浮かべると、掛け軸+生け花や置物などが置かれていますね。

床の間はそのような飾りがある状態に見慣れているので、何も飾りがないと少し違和感があります

そこで以前の私は床の間に掛ける掛け軸を探したり、子供が触っても壊れにくい置物を探したりしていました。

しかし、なかなかこれだ!と思うものはなく、また我が家は家を建てたと同時に子供が産まれたので、子供が破いたり壊したりという心配も大きかったです。

しばらく悩んでいましたが、もともと私はすっきりとしたお部屋は理想であり、さらにこの「ぼくたちにぼくたちに、もうモノは必要ない。」という本を読んでから、何もないという空間を楽しむのも良いなと思うようになりました。

今は何もない床の間という空間を楽しんでいますが、一時期は床の間のインテリアをどうしようか、何を飾ろうかと悩んでいたので、床の間を作るか悩んでいる方は、床の間を作った場合にどのように使うかをよく考えることをおすすめします

3.手軽に他の用途で使いにくい

床の間は他の用途で使いにくい

床の間を床の間として使うには、節句の飾りや掛け軸・置物を飾るのが自然だということをお伝えしましたが、最近では床の間を本来の床の間の用途以外で使う方も増えているようです

例えばテレビを置いたり、収納として使ったり、趣味のものを飾ったりというような使い方で使います。

床の間自体をDIYで壁紙や床を替えて、おしゃれな雰囲気を楽しむ方も増えているようです。

↓このようにネットでのり付きの壁紙を手軽に買えます。

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私も、一時床の間の使い道で悩んでいた時に、床の間を収納スペースにしたら良いじゃないか!と考えたことがありましたが、結局しませんでした

その理由は、床の間は神聖なイメージがあり、収納に変えるのは悪いような気がしたからです。

何かを信仰しているわけではありませんが、なんとなくそういう気持ちになりました。

さらに、床の間は床が一段高くなっており床柱があるため、リフォームをしない限り床の間だったという感じが拭えません。

私は、床の間として一旦作ってしまうと、やはり他の用途では使いにくい気がします。

4.スペースがもったいない

床の間はスペースがもったいない

以上3つの理由はすべてここにつながるのですが、結局床の間がいらないかもしれないと思った一番の理由は、スペースがもったいないからです。

我が家の床の間の広さは0.5坪あります。

坪単価から計算すると、床の間スペースを作るのにけっこうなお金がかかってますね。

間取りを決める時は、「洗面所は広く使いたい」「坪単価を抑えるために廊下は少なく」などの様々な希望があると」思います。

その中で、快適でコストパフォーマンスの良い家を作るために、何度も何度も考えるとい思いますが、その中で床の間は必要でしょうか?

床の間は暮らしのなかで優先順位が高いでしょうか?

私は家を建てるまで、賃貸の家ばかりで床の間がない暮らしでしたが、床の間がなくて困ったことは一度もありません

決して床の間自体を否定したいわけではなく、床の間を作りたいという強い思いがある方は、ぜひ床の間を作りましょう!

しかし、床の間について深く考えていない方は、今一度床の間が必要か考えてみた方が良いかなと思います。

床の間を作らない場合の注意点

家を建てる時に床の間を作らないという選択をする場合には、自分や家族及びみんなが納得している状態が良いと思います。

家を建てた後に、やっぱり床の間を作った方が良かったんじゃないか…と後悔しないためには、家に関わる人がみんな納得した状態が望ましいと思います。

自分は床の間なしでOKという判断でも、ご両親やおじいちゃんおばあちゃんなど、床の間はあるべきだと考えている人はいないでしょうか?

もちろん、自分だけの判断で大丈夫!!という方は、それでOKだと思います。

ただ、この記事を読んでいる方は床の間を作ろうか迷っている方だと思うので、迷うのであれば、一度周りの家族に相談してみても良いのではと思います。

「置床」という便利な選択肢

床の間はスペースがもったいない気がするけど、床の間のような空間は欲しいという方にぴったりなものがあります。

それは、「置床」です!!(「置き床」と表記されていることもあります。)

この記事を書くにあたり、建築の段階で床の間を作らなくても床の間のような空間を作ることはできないのだろうか?と考えました。

そして、見つけたのです。

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↑このように「置床」と検索すると、デザインや大きさもたくさんあります。

単体で見ると、ちょっとお高いかな…という気もしますが、床の間を家に作る費用を考えると断然安いと思います。

簡単な床の間のようなスペースが欲しいという方にはぴったりだと思うので、床の間を作るか悩んでいる方は、ぜひ検討してみてはと思います!

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます!

床の間を作るかどうかという悩みは解消したでしょうか。

家を建てるのは基本的に一生に一度のことなのでとても悩みますよね。

じっくり考えてお気に入りの素敵な家を建てて下さいね♪

そして、冒頭でも触れましたが、私は家を建てた当時ほとんどのことをよく考えずに決めてしまいました。

それでも、床の間はなくてもよかったかな~と思うことはあっても、床の間を作らなければよかった…(泣)と後悔したことはないので、あまり気負わずに考えるのも大事かなと思います。

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