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トイレの窓はいらない!窓ありの間取りにしてわかった6つのこと

トイレの窓はいらない

「トイレは窓がないと不便?」

この記事はこれから家を建てる方でトイレの窓を付けるか迷っている方へ、

トイレを窓あり間取りにしてわかったことをお伝えします。

我が家は、「採光」と「換気」の目的でトイレに窓をつけました。

しかし、実際に住んでみるとトイレに窓はいらなかった…!と思いました。

トイレに窓があるメリットはありますが、デメリットもあります。

どうしてトイレの窓いらないという考えに至ったのか詳しく説明したいと思います。

これから新しく家を建てる方や、マンションを購入したいけどトイレに窓がなくても大丈夫か不安な方、ぜひご覧ください!

トイレに窓をつけた理由

採光のため

トイレに窓をつけた一番の理由は、採光のためです。

光を取り入れ明るいトイレにしたいと思い、窓をつけました。

窓がないトイレだと、昼間でも電気をつけなければいけませんし、災害時など停電の時に心配だと思いました。

換気のため

トイレに窓をつけたもう一つの理由が換気をするためです。

トイレに嫌な臭いがこもるのは嫌なので、風通しを良くしたいと考え窓をつけました。

しかし後で詳しく書きますが、換気は換気扇を使うのでトイレの窓で換気をすることはありません。

我が家の窓が、大きさ・位置・窓のタイプから換気に適していないというのもあるので、トイレの窓で換気をしたいという方は窓の大きさ・位置・タイプをよく考えて付けた方がいいと思います。

トイレを窓ありの間取りにしてわかった6つのこと

1.光が入り明るくなる

我が家のトイレには、縦97cm×横64cmの割と大きな窓が付いているので、日中は光がしっかり入って明るいです。

昼間はトイレの電気をつけずに使うことができます。

これは当初の予想通りでした。

しかし、窓がないと暗くて不便?かというと…私がこれまでに住んだ賃貸のマンション・アパートの中には窓がないところもありましたが、全く不便には感じませんでした。

唯一、停電の時だけは窓があった方が良いと思いますが、停電の時のためにはトイレの窓の有無に関わらず懐中電灯を用意しておいた方が良いですね。

2.日光が入るため日焼けする

これは全く想定外だったのですが、特によく日光が入る2階のトイレのリモコンは、1階のトイレと比べて日焼けによる黄ばみが出ています。

プラスチックの黄ばみは経年劣化でもでてきますが、1階トイレのリモコンと2階トイレのリモコンは、同じ時期に設置された同じ商品なので、やはり黄ばみの原因は日光だと思います。

1階のトイレのリモコン↓

2階のトイレのリモコン↓

写真で見るとわかりにくいですが、肉眼で見るとはっきりとわかります。

日光による影響(色褪せや黄ばみ)は、リモコン部分だけでなく窓枠・壁紙・温水便座のプラスチック部分・床材などにも出てくると思うので、

トイレの日当たりが良すぎる場合には、窓の向き大きさなど注意した方が良いと思います。

3.換気は換気扇でする

上に書いたとおり換気目的にも窓をつけたのですが、実際に窓を開けて換気をすることはなく換気扇を使っています

それは、

換気扇の方が効率よく換気ができる

 

1年のうちでエアコンを使用している期間が長く24時間換気がついているので、トイレ以外も

窓を開けて換気することはほとんどない

 

 

 

というような理由からです。

①について、トイレの窓を開けずに換気扇をつけると、部屋→トイレ→換気扇→外 という空気の流れができるので、窓を開けるよりも効率よく換気ができます。

②について、我が家は高気密高断熱住宅24時間換気がついていることもあり、また子供が小さいので1年のうちほとんどの期間をエアコンやヒーターをつけて過ごしています。

そうなると、トイレの窓を開けるとせっかくの空調の効率が悪くなってしまので、換気のために窓を開けることはありません。

昔と比べて夏は本当に暑いですよね>_<

私が子供の頃は夜間にクーラーをつけて寝ることはほとんどありませんでしたが、今はもう当たり前に夜間もクーラーをつける生活になりました。

4.防犯面が心配で窓を開けない

トイレの窓を開けない理由の1つが防犯面です。

トイレの窓を開けてしまうと、いざ外に出かけようという時にトイレの窓を開けていることを忘れて出かけてしまう可能性があります。

お部屋の窓に比べてトイレは忘れやすいですよね。

また万が一夜間等に不審者が侵入しようと窓の所に来た場合に、トイレだと物音や気配がわかりにくく気付かない可能性があります。

防犯面を考慮した窓にするには、はめごろしのフィックス窓人間が通れない大きさの窓が良いと思います。

我が家の玄関にあるフィックス窓の写真です↓

玄関のフィクス窓

5.収納に困る

収納がない!(´;ω;`)

これが、私が窓をつけて一番後悔している点です。

我が家のトイレは奥行きがあるタイプなので、収納をつけるとすればトイレの奥側の上だと思いますが、その位置には窓が付いているので収納の棚を設置することができません

トイレにはあまり物を置かず、すっきりさせたいという気持ちはありますが、

・トイレットペーパー

・トイレのお掃除グッズ

・サニタリー用品

などトイレに置いておきたい物はあるので、トイレの収納が確保できるかはよく考えた方が良いです。

我が家の場合、トイレに手洗い器を付けることにしたので、手洗い器の下に収納スペースがあり、お掃除グッズはそこに収納しようと考えていました。

しかし!手洗い器下の収納はサイズが小さいのであまり使い勝手がよくありませんでした(泣)

こちらが実際の写真ですが、スリムな掃除用具をなおせるくらいのスペースしかないので、選ぶ前に詳しいサイズを確認しなければいけませんでした↓

トイレ手洗い器下の収納

家を建てる時は決めることがたくさんあり、細部まで目が届かなくなりがちで、後から気付くことはたくさんあります。

(念のため伝えておきますが、後悔しているポイントはあっても、私はこのおうちが大好きです!)

それでは、トイレの収納を確保するにはどうした良いかというと、

上に収納棚を付けたい→窓なしにするか、窓の位置・高さ・大きさに気を付ける

 

床に収納棚を置きたい→トイレの横幅を広めにとる

というような対策で収納場所は確保しやすくなります。

さらに、トイレがすっきり見えるには収納物は見えない方が良く、サニタリー用品などは特に目立たせたくないですね。

トイレの収納を目立たせないためには、トイレを横から入る構造にすると良いです。

トイレ正面から入るタイプと横から入るタイプ

このように、図の右側横から入るタイプだとトイレに入るときの目線が収納の方向に行かないので、トイレ内の収納が目立ちません!(こうすればよかった…!)

この収納が目立たない作りは、私が結婚当初住んでいた賃貸マンションのトイレの間取りですが、賃貸物件の間取りは、少ないスペースを有効に活用し快適に暮らせるような工夫がされていて、実は参考になるものだと家を建てた後で思いました。

6.隣の家が気になり開けられない

家を建てるときに失敗した点の一つが、隣の家のことを考えていなかったことです。

隣の家の、

の位置

換気扇の位置

玄関の位置

・主な目線の方向

あたりは、チェックできるならチェックしておいた方が良いです。

我が家のトイレは家の北面にありますが、敷地の北側には別のお宅があります。

そして、その北側に隣り合うお宅はリビングから庭を眺めると我が家のトイレの窓が目に入るような位置関係になっています。

我が家と隣の家の間には木が植えてあるので、しっかり見えるわけではありませんが、トイレに入っている姿を見られるのはこちらも嫌ですし、何よりお隣の方に不快な思いをさせると思うので、トイレの使用中に窓を開けることができません

常に窓を開けるには、高い位置に窓を設置するか、窓の向きに気を付けると良いと思います。

外から中の人が見えないトイレの窓

また余談ですが、我が家の窓の1つは隣の家のキッチンの換気扇の位置と重なっており、隣の家が料理をしていた場合我が家が窓を開けると、料理のにおいがダイレクトに入ってきます。

料理のにおいなので悪いにおいではありませんが、その時の気分や体調によっては気になります。

間取りを決める時には、考慮したいポイントや希望がたくさんあるので、お隣の家のことは考えていませんでしたが、お互い気持ちよく生活するために、お隣の家との兼ね合いで問題がないかをチェックしてみると良いと思います。

まとめ

トイレに窓はいらない!窓なしで大丈夫!

以上の実際に窓ありのトイレにしてわかったことから、私はトイレに窓はいらないと思います。

停電時に光が取り込めなくはなりますが、

停電時の対策としては家全体として光を取り込める工夫をしたり、トイレの窓の有無に関わらず懐中電灯を用意しておいた方が良いと思います。

よって、他の部屋との都合でトイレに窓をつけられない場合や、トイレに窓がない物件を買おうとしている場合でも、全く問題はなく窓なしで大丈夫だと思います!

窓をつける場合はよく考えてつける

トイレに窓をつけたい場合は、私がしたような後悔をしないようによく考えて窓をつけましょう!

光を取り込みたいだけであれば、防犯面を考えてはめごろしのフィックス窓がおすすめです。

また換気もしたい場合は、窓を開けられるかを考えて窓をつけましょう。

間取り決めは楽しいですが、本当に難しいですよね。

まずは間取りの提案力が高いハウスメーカーを見つけて、素敵な間取りを提案してもらうことをおすすめます!

家を建てるにあたりハウスメーカーをいくつか見て見積もりをお願いしましたが、同じ土地でもハウスメーカーによって出してくる間取りは全く違うので、おもしろいですよ。

私が家を建てる時には残念ながら知りませんでしたが、複数の住宅メーカーから間取りや見積もりを一括請求できるサービスがあるので、ハウスメーカーで迷っている方はぜひご覧ください。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます!

今回トイレの窓についての記事を書きましたが、トイレの窓だけでも考えるポイントがたくさんあるなと自分でも驚きました。この家が大好きで家についてよく考えるようになっ

そして、このようにトイレの窓についてだけでも考えるようになったのは、根本的にはたからだと思います。

賃貸の家に住んでいた時は、一時的な住まいなので少し不満があってもあまり気にしていませんでした。

一生賃貸に住む方が良い点もありますが…自分の家があるというのは生活に安らぎが出てとても良いです。

これから家を建てる方、素敵な家を作ってくれるハウスメーカーを選んで、大満足の家を建ててくださいね♪

2 Comments

ヒロ

33年前に家をリフォームし、屋外くみ取り式トイレから室内簡易水洗トイレに変わったのですが、部屋の横幅と同じ大きさの窓がついています。
しかも、南向きの窓のため、冬はともかく、
夏は入っているだけで汗だくになります。
当時、換気扇をつけるという案がなかったのか疑問ですが、後の事はあとで考えればいいという考えの父なので、適当に大きな窓にしたんだと思います。

返信する
misako

ヒロさんコメントありがとうございます!
お返事が大変遅くなり申し訳ありません。
南向きの大きな窓は暑そうですね>_< 以前は家の断熱性や気密性が今と全く違いますし、換気と言えば窓という感じだったのかもしれませんね。 窓はおうちの快適さを左右する大事な部分ですね^_^

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