掃除がしやすく清潔に保てるトイレの床は?
トイレをおしゃれに見せたい!
この記事ではこれから家を建てる方・トイレのリフォームをする方で、
トイレの床選びで悩んでいる方へ、
この記事の内容
- 掃除がしやすいトイレの床の「おすすめ素材」
- 掃除がしやすく汚れが目立ちにくいトイレの床の「色」
- おしゃれに見えるトイレの床の「柄」
についてお伝えします。
我が家は家を建てる時にトイレの床の素材はハウスメーカーの方にすすめられたクッションフロアを選びました。
色は壁紙に合わせて薄いグリーンにしました。
実際に家に住んでみてから、以前住んでた賃貸マンションのことを思い出し、やっぱりトイレの床はお部屋と同じフローリングにすれば良かったかも…
と一時は後悔していましたが、トイレの床にクッションフロアをすすめられたのにはちゃんと理由があったのです!
そして、せっかく家を建てるならおしゃれなトイレにしたいですよね。
おしゃれに見えるトイレの床についても、希望のタイプ別にあげてみました。
それではトイレの床選びで迷っている方、トイレの設計で後悔しないために是非ご覧ください。
もくじ
掃除がしやすいトイレの床の「おすすめ素材」
クッションフロアがおすすめ
トイレの床の素材は、クッションフロアがおすすめです。
クッションフロアとは…
クッション性に優れた大きなシート状の塩化ビニル系床材です。クッションフロアは住宅用、土足用、店舗用と分かれており、防音機能や傷に強い機能など機能性に優れた物も数多くあります。水に強く、クッション性もあることから水周りをはじめ、住宅や店舗などあらゆる場所に使われています。
RESTA DIY SHOP より引用
トイレや洗面所で多く使われているビニールっぽい素材です。
トイレの床を選ぶ時には、素材はクッションフロア一択だと思っています。
その理由は…
水に強い
トイレは手洗い場の周りなど水がはねやすいので、水に強い素材を選ぶのは必須だと思います!
汚れに強い(しみこみにくい)
トイレは排泄物で汚れることがありますが、クッションフロアなら汚れに強く汚れが落ちやすいです。
拭き掃除しやすい(汚れがついてすぐに掃除できる)
クッションフロアは水に強く表面の凹凸が少ないので、お掃除シートなどでさっと汚れを拭きとることができます。
リフォームしやすい
クッションフロアはシート状の素材なので、本格的にリフォームする場合はプロの方にお願いして便器をはずしてからということになりますが、他のタイルや大理石などの素材に比べるとリフォームしやすいです。
また、上からでクッションシートを重ねてdiyでリフォームすることもできます!
柔らかいので子供~高齢者まで使いやすい
クッションフロアは厚みによっても違いますが、柔らかく弾力のある素材です。
我が家の4歳の娘もそうですが、子どもが小さいうちはまだトイレのスリッパを履かない場合が多いと思います。
クッションフロアは柔らかい素材なので、裸足でも大丈夫です。
トイレの床が大理石やタイルだと、裸足だと冷たく感じたり硬さが気になるかもしれません。
さらに、高齢になると転ぶことが多くなりやすいですが、特にトイレは、
・床が濡れてすべりやすい
・部屋と温度差がある場合が多い
・排泄により気分が悪くなりやすい
・立ちあがる時に立ちくらみがする可能性がある
などの理由から、転倒しやすい場所です。(私は以前病棟で看護師をしていました)
高齢でなくても、嘔吐下痢症や腸炎などでトイレで気分が悪くなる可能性はあります。
そのような気分が悪くなり倒れてしまった時に、床が硬いとケガをしやすいので、床の素材の中では比較的柔らかいクッションフロアだと安心だと思います。
フローリングをおすすめしない理由
フローリングはインテリア的にも良く、汚れにも強い感じがしますよね。
しかし、フローリングは「水気」に弱いです。
上に「フローリングにすれば良かった…」と書いたように、私は以前住んでいた賃貸マンションがフローリングで、特に汚れも気にならず気に入っていました。
トイレの床をフローリングにしても、水分や汚れをすぐに拭き取れば問題ないのでは?と思うかもしれません!
しかし!子供が産まれてトイレトレーニングをするようになってからわかったのですが、子供は思った以上にとてもトイレを汚します。
日常的に、トイレに間に合わなかったり、手を洗う時に水がはねたり、嘔吐で汚したり
というようなことがあります。
クッションフロアは水や汚れがしみこみにくいので、掃除がしやすいです。
タイルをおすすめしない理由
以前はタイル張りのトイレの床が多かったですよね。
タイル張りは水や洗剤でしっかり洗え、消毒したりもできるので清潔に保てそうなイメージがあるかもしれません。
しかし、タイルには目地があるのでさっと拭き取りにくいです。
また、水を流してタイルを掃除するのは大がかりなので毎日行うことは難しく、そして水を流す方法は乾くまでの間に濡れている時間が長いのでかえって雑菌が繁殖し不潔になる場合もあるんです。
また、タイルの目地は黒カビが発生することもあるので、タイルはおすすめしません。
さらにタイルは硬いので、万が一トイレで倒れた時に頭を打つ可能性もあります。
トイレで倒れたことがない方も多いかもしれませんが、トイレは倒れやすい場所なので硬すぎる素材はおすすめしません。
大理石など石の床をおすすめしない理由
大理石の床は光沢があり高級感があって美しいですよね。
しかし、大理石の床もおすすめしません。
大理石は水や汚れには強く、汚れを拭きとることもできますが、
水に濡れた時にとても滑りやすくなり危険です。
水に濡れた時滑りやすいという点では、クッションフロアも滑りやすいですが、大理石だと水に滑って転んだ時のダメージが大きくなります。
また、これはタイルにも言えることですが、硬いものを落としたりすると割れる可能性もあり、修理するのも大がかりになります。
掃除がしやすく汚れが目立ちにくいトイレの床の「色」
薄い色がおすすめ
トイレの床を掃除しやすく汚れが目立ちにくくするには、薄い色の床をおすすめします。
トイレの床を薄い色にすることで、排泄物などの汚れが見えやすくなるので、掃除がしやすくなります。
我が家のトイレは壁紙に合わせて薄いグリーンを選びました。↓
このような白以外の淡い色にすると、汚れが見えやすく掃除しやすいです。
ベージュやアイボリー、その他薄い色を選ぶのがおすすめです。
黒や暗い色は汚れが見えにくい
トイレの床を黒や黒に近い暗い色にすると、高級感がありシックな雰囲気にすることができますが、掃除がしやすく汚れが目立ちにくいトイレにしたいならおすすめできません。
トイレの汚れは主に、排泄物・水・ホコリがありますが、黒や黒に近い色の床だと排泄物の汚れが見えにくいです。
トイレは汚れやすい場所なので、汚れが見えにくいと掃除がしにくくなります。
さらに、黒や暗い色はホコリが目立ちます。
ホコリが目立つということは、掃除の時はホコリを見つけやすくなりますが、こまめに掃除をしていないと、急にお客さんが来た時などにあまりきれいでない印象を持たれる可能性があります。
よって、黒や暗い色は掃除しやすいトイレにしたい方にはおすすめしません。
白の無地は汚れが目立つ
それでは、汚れが目立つように白い床はどうかというと…白の無地は避けた方が良いです。
どんなに掃除を頑張っても、長年の使用により黄ばみがでる可能性があります。
白を選ぶならば、無地の白ではなく柄の入ったものや白に近いベージュやアイボリーなどを選ぶと良いと思います。
おしゃれに見えるトイレの床の「柄」
ナチュラルな雰囲気にしたい人は木目調
トイレをナチュラルな雰囲気にしたい方や、フローリングの見た目が好きな方は、木目調のクッションフロアを選ぶと良いです。
↑このような木目調のクッションフロアは色も多くから選べて、インテリア的にも使いやすいと思います。
こちらの壁紙屋本舗では自分で貼れるクッションフロアシートが売っていますが、種類が多いことがわかります↓
クッションフロア 木目柄おすすめの87品番セレクト クッションシート
高級感を出したい人は石目調
高級感を出したい方は、石目調のクッションフロアがおすすめです。
大理石のような柄のクッションフロアもあります。
壁紙屋本舗は大理石柄のクッションフロアだけで11種類もあります。↓
クッションフロア 大理石柄おすすめの11品番セレクト クッションシート
おしゃれを楽しみたい人はタイル調
トイレのインテリアでおしゃれを楽しみたいという方は、タイル調がおすすめです。
タイル調と言ってもたくさんの種類がありますが、例えばトイレを個性的におしゃれにしたい場合は、レトロなタイル柄がおすすめです。
ナチュラルにおしゃれにしたい方は、テラコッタの床がおすすめです。
木目とはまた違った良さがありインテリアと馴染みやすいので、飽きがきにくく長く楽しめると思います。
タイル調も種類が豊富でどれにするか迷いますね。
ぜひお好みのイメージに合わせて素敵な柄を選んでくださいね。
トイレは独立した空間なので、お部屋とは違う雰囲気にするのも良いですよ♪
最後に
この記事を書く中でトイレの床について調べましたが、木目調やテラコッタの床いいですね~♪
トイレの床はDIYでリフォーム(上から貼る)することもできるので、もう少し古くなってきたらDIYリフォームにも挑戦してみたいと思います。
「壁紙屋本舗」を見ていると、DIY欲が高まります( ✧Д✧)
私が家を建てた時の事を思い返すと…トイレの床選びはほとんど迷うことなく5分もかからずに決めました。
もう少し悩んでも良かったかもと思います(;’∀’)
しかし、家を建てる時には決める仕様がたくさんあるので、決めても決めても終わらなかったんです!
家の間取りや仕様を決める時、ハウスメーカーの方にアドバイスを受けながら決めますが、やはり信頼できて提案力のあるハウスメーカー選びが大事だと思います。
まだハウスメーカーを決めていない方は、タウンライフで無料で複数のハウスメーカーから間取り・見積もりを一括で依頼できるので、活用してみると良いかもしれません。
タウンライフの無料見積もりはこちらから
\簡単!無料!3分!/
コメントを残す