子供のトイレトレーニング、すぐにうまくいく場合もあるかもしれませんが、
多くのお母さんはなかなかうまくいかないことに悩むと思います。
私は、娘が1歳半くらいの頃から少しずつトイレトレーニングを始めましたが、
4歳の誕生日までまだおむつはとれていませんでした。
一体、いつになったらおむつがとれるんだろう…と何度も不安になりましたが、
娘が4歳になって2週間程で劇的な変化を遂げ、ほとんどトイレで用を足せるようになり、
“その時”は突然やってきたのです!
結局おむつがとれるかは身体の成長・発達によるものだと思ったので、
その経緯と考えたことについてお伝えしたいと思います!
トイレトレーニング経過①準備編(1歳半~3歳)
1歳半頃、トイレに興味を持ち始めてから、トイレトレーニングを始めないと!と思い、ネットや友人から得た情報を頼りに始めました。
まず、「トイレでおしっこやうんちをすることが理解できる」ということを目標に、
絵本やごっこ遊びでトイレに親しみを持ってもらおうと考えました。
以下のようなものを実際に使いました。
・絵本
・おまる
・補助便座
・踏み台
・トレーニングパンツ(オムツ)
・トイレトレーニングパッド
・トレーニングパンツ(パンツ)
・パンツ
実際に使用しての感想は、こちらです ↓
トイレトレーニング経過②実践編
【3歳1か月】初のトイレでおしっこ成功
娘は3月生まれなので、3歳になってすぐに幼稚園に入園しました。
そこで、1つ大きな変化がありました!
それは、
・始めてトイレでおしっこができた
・幼稚園のトイレ(自宅以外)でおしっこができた
という変化です。
ここにきて、
「トイレで1度でも排泄することができる」という目標をクリアしました。
ここから、トイレトレーニングは一気に進めていこう!と思い、
「声をかけたらトイレに行くことができる」を目標にしようと思い、
トイレに行きたくなるように、できたねシールを導入しました。
しかし・・・
・トイレに誘っても拒否する
・オムツにおしっこやうんちをしても、教えてくれない
という状態が続きました。
幼稚園では、先生の提案で幼稚園についたらパンツに履き替えて、帰りのバスに乗る前にまたオムツに履き替えるという風にして過ごしました。
【3歳3か月】 少しずつパンツの時間を長く
この頃になると、幼稚園ではほとんどおもらしなしで過ごせるようになったので、
これまでは、幼稚園到着~幼稚園出発までがパンツだったのを、
自宅出発~自宅に帰宅までをパンツで過ごすことになりました。
(幼稚園バスに約1時間乗るので、この差はけっこう大きいのです)
この時の家での状態は、
・家では常にオムツで過ごし、声をかけてもほとんどトイレには行かない
・オムツに排泄があったあとは、教えてくれたりくれなかったり
という感じでした。
【3歳9か月】 自宅以外でもトイレへ
ずっと変わらず、幼稚園ではパンツ自宅ではおむつで過ごしていましたが、
このころの変化として、自宅・幼稚園以外のお店や旅行先の旅館のトイレでもおしっこができるようになりました。
・幼稚園ではパンツでほとんどおもらしなし
・家ではおむつで、声をかけるとたまに行くが拒否することも多い。
という感じでした。
【3歳11か月】 頻繁な尿意の訴え
もうすぐ4歳になるということもあり、私の気持ちにも再び焦りが出てきました。
この頃の状態は、
・声をかけると、かなりの頻度で行くようになった
・以前と変わらず、家ではオムツを希望しパンツを拒否
・トイレに自分から行くことはない
という感じでした。
しかし、4歳になる1週間ほど前から、トイレでおしっこをした直後でも、
「おしっこがもれちゃいそう」と何度も頻繁に言うようになりました。
膀胱炎を疑いましたが、排尿時に痛がる様子や発熱がないため様子をみていました。
【4歳~1週間後】 急に日中はほぼトイレで排泄
そして、4歳の誕生日をオムツで迎えたのですが、それから1週間くらいの間に、
・自分からトイレへ行く
・自分から行かなくても、こちらから声をかければ行く
・日中はほぼおもらしなし(遊びに夢中になると忘れることあり)
・夜間も半々くらいでおもらしなし
という変化が起きたのです!
この間にも、家ではオムツを履いていましたが、オムツを履いていてもトイレへ行けるようになることがわかりました。
【4歳1週間~2週間後】 トイレの自立へ
自分からトイレへ行ける状態は続き、うんちも自分でできるようになりました。
そして、
・電気をつける
・踏み台をセットする
・おしっこorうんちをして拭く
・流す
・手を洗い拭く
・電気を消す
という、一連の動作が一人っきりでもできるようになりました。
もちろん、毎回きっちり自分でするわけではなく、手伝いを求められたり、自分でするからママはこないでねと言われたり、その時によって様々ではありますが、
2週間の間に【子供自身が自分の力で大きな変化を遂げた】と感じました。
トイレトレーニングをする中で考えたこと
オムツがとれるには、身体の成長・発達が不可欠
なんでオムツがとれないんだろう…もう3歳なのに…と、とても悩みましたが、
振り返ってみると、結局膀胱におしっこがたまる感覚がわかるようになるのは、
身体の成長・発達の問題だと思いました。
赤ちゃんが産まれて、首すわり、寝がえり、はいはい…などの成長・発達は、本当に個人差がありますよね!
それと同じで、排泄機能の成長・発達にも個人差があるのだと思います
排泄機能=身体面の発達は、親にも子供自身にもコントロールできることではないので、
できるようになるのを待つという姿勢でいいのだと思います。
声かけでトイレに行ける子供はおむつが早くとれる
それでは、1歳代や2歳でおむつがとれている子供は、それだけ成長・発達が早いのか?というと、
そうとは限らないと思います。
というのは、「声かけをすればトイレに行き、排泄することができる」という状態になれば、
膀胱におしっこがたまった感覚がわからなくても、おもらしをしないで過ごせるからです。
「トイレトレーニングをしないからオムツがはずれない」わけではない
親戚や知人から、
「決まった時間にトイレに連れていくと、おむつがとれるよ!」
「いきなりパンツに変えて、何回かおもらししたら、自分で行くようになるよ!」
などと聞き、娘のおむつがとれないのは私が悪いのかな…と悩んだりもしました。
(実際に、定期的に声をかけたり、ある日いきなりパンツに変えてみたりしましたが、うまくはいきませんでした。)
しかし!!親がトイトレを働きかける時期と子供の身体の成長・発達が合った場合に限っては、
トイレトレーニングをしたからおむつがはずれた!ということはあると思いますが、
トイレトレーニングをしなくても、おむつははずれるだろうと今は思います。
トイレトレーニングで親ができること
トイレで用をたすことを教える
これは、普段の生活で親がトイレに行っている姿を見せたりするだけでもいいと思います!
絵本なども良いと思いますし、私の娘もトイレに関する絵本は気に入っていましたが、
絵本でトイレに親しみを持っても、トイレに行くことにはつながらなかったので、
絵本はきっかけ作りくらいかなと思います。
(絵本を読んで、トイレでの排泄に意欲的になったらそれはそれで素晴らしいですね!)
トイレを嫌いにならない環境作りをする
・トイレを清潔にする
・明るくする(娘は暗いのが苦手なので、昼間でも電気をつけます)
・踏み台や補助便座など、身体の成長に合わせて無理なく排泄できるようにする。
トイレの環境作りは大事だと思います!
上に書いているような、基本的なことをするだけでOKだと思います。
ひたすら待つ
「他の子はできているのに…」
「いつになったらうちの子はできるんだろう」
という焦りを感じたりイライラしたことはありましたが、
焦ってもイライラしても子供がトイレに行けるようになるわけではない!と自分に言い聞かせるように、努めていました。
そして、今は「おむつがとれるかどうかは身体の成長・発達による」ということがわかったので、
「ひたすら待つ」ということが一番だと思います。
最後に
トイレトレーニング、本当に悩みました!
子供の成長・発達には個人差が大きく、どんなアイテムや働きかけが合うかも子どもによって違うので、育児は悩みが多いですね。
私もまだできていませんが、「子どもの成長を信じてひたすら待つ!」ことができる、おおらかな母親になれるように頑張りたいと思います!
トイトレで悩んでいる方の少しでもお役に立てれば幸いです☆
【追記】この記事で書いているのは1人目の娘の事ですが、2歳差で産まれた息子は1歳11ヶ月で初めてトイレでおしっこができ、トイレに連れていけばおしっこができる状態になりました。
やはり、上の子を見ているから、親が慣れているから、その子の発達など様々な要素が絡んでおり、個人差が大きいものだと改めて感じました。
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