「新築トイレのコンセントはいくつ必要?」
「コンセントの位置はおまかせで大丈夫?」
この記事では新築トイレのコンセントについて失敗したと思った経験から、これから家を建てるために間取りを考えている方向けに、
この記事の内容・新築トイレコンセントの失敗ポイント
・コンセントの数は何個が良いか?
・コンセントの位置はどこが良いか?
について、実際の写真を交えながらお伝えします。
私が家を建てる時に、お部屋のコンセントの位置はここに家具を置いて…掃除機をかける時には…と実際の生活を想像しながらよく考えて決めました。
一方、トイレのコンセントについては全く考えた記憶がなく、設計されたままでした。
トイレのコンセントを設計されたままにした理由は、家を建てるまでは賃貸のマンションやアパートに住んでいたので、トイレのコンセントの位置について深く考えることがなかったからだと思います。
特にコンセントの位置で困ったことがなかったので、トイレのコンセントに関してこうしたい!という希望がなかったんです。
しかし、家を建てて住んでみるとこうすれば良かった!と思うポイントはたくさんでてきて、
トイレのコンセントも、1個じゃたりないし位置も…と後悔しています。
そして、トイレのコンセントをどうすれば良かったのかを考えた結果、
トイレのコンセントの理想の数と位置が私なりにわかりました!
これから家を建てる方、注文住宅の間取りを考えている方、トイレのコンセントで失敗しないためにぜひご覧ください。
もくじ
新築トイレコンセントの失敗ポイント
数が1つで失敗
我が家のトイレのコンセントは1つです。
そして、その1つのコンセントにはウォシュレットの電源で常に使っています。
つまり、ウォシュレット以外でと考えると実質コンセントはない状況なのです。
トイレでコンセントは使わない?と思うかもしれませんが、けっこう使い道があるんです。
詳しくは後程具体的に説明します。
我が家のトイレはLIXIL(旧INAX)なのでシャワートイレという名称ですが、ウォシュレットが一般的によく使われていると思うのでこの記事では温水洗浄便座をウォシュレットと表現しています。
中途半端な位置で失敗【画像あり】
我が家のトイレのコンセントの位置がこちらです!
向かって右側の壁の奥から35cm程の位置にあります。
おそらく、
・コンセント周りの掃除がしやすい
・増設したくなった時に工事がしやすい
・一時的に掃除機などをコンセントに挿す時にも使いやすい
などの理由から、この位置に設計されたのではないかと推測しましたが、この位置はとても中途半端で失敗だったと思っています。
まず、見ての通りウォシュレットのコードがぷらーんと垂れ下がって目立ちますよね。
この家に住んで5年、どうにかしたいと思いながらまだできていません。
ホームセンター等でコードをカバーする「モール」というものが売っているので、コードをモールの中に入れてすっきり見えるようにしたいと思っています!
このような商品です↓
コンセントの数は「2ヶ所かつ2つ以上」がおすすめ
「2ヶ所」がおすすめな理由
トイレは狭いのにコンセントが2ヶ所も?と思うかもしれませんが、これから家を建てるならコンセントは2ヶ所がベストだと思っています。
その理由は、ウォシュレット用とそれ以外でコンセントの位置をわけた方が使いやすく、コードが目立たずにすっきり見えるからです。
コンセントは後から増設することもできますが、増設するには専門の業者に頼まなけばならず、費用もかかります。
また、柱の位置などによっては工事が難しくなる可能性もあるので、今は必要ないと思っても将来のことを考えてコンセントを2ヶ所設置することをおすすめします。
自分でコンセントを増設できないのかな?と思い調べたことがありますが、コンセントを増設するには電気工事士の資格が必要です。
家の中でコンセントを増やしたい場所はいくつかあるので、いつかきちんと勉強して資格をとって、自分でコンセントを増やしたいなとも思っています。
「2つ」がおすすめな理由(使い道)
トイレでウォシュレット以外にコンセントは使わない!と思う方もいるかもしれませんが、けっこう使い道はあるのです。
使い道①暖房器具
私が初めてトイレにコンセントがもう1つあったら…と思ったのは、トイレの中に暖房器具を置きたいと思ったからです。
冬場は廊下・洗面所・玄関用に1つ石油ファンヒーターを置いているので、昼間は廊下とつながっているトイレもほんのり温められており、あまり寒いと思いませんが、朝起きた時はトイレが寒いんです。
私の夫は寒いのがとても苦手で、朝のトイレが寒い…(T_T)と言うので、トイレに暖房器具を置いて朝だけでも使おうかなと思ったら、コンセントが余っていないので電源をとれないことに気付きました。
今はまだ私と夫は30代ですが、これから年齢を重ね高齢者になるとヒートショックも心配です。
ヒートショック現象
比較的暖かいリビングからまだ冷たい浴室、脱衣室、トイレなど、温度差の大きいところへ移動すると、身体が温度変化にさらされて血圧が急変するため、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こすおそれがある。~なかでも高齢者は注意が必要とされる。
wikipediaより引用
トイレに暖房器具を置くなら、セラミックヒーターかパネルヒーターを置きたいです。
小さめのオイルヒーターも良さそうですね。
使い道②空気清浄機・脱臭機
トイレのにおいが気になることがありませんか?
我が家には小さい子供が2人いますが、子供はトイレで失敗して床を汚したりということがあります。
男性が立って用を足した時にも、かなり壁や床など周囲が汚れるようですね。
もちろん掃除はしますが、やはり1人暮らしの時と違い家族で使うと人数も多く汚す機会も増えるので、トイレのにおいが気になるようになりました。
トイレの芳香剤を置くとトイレのにおいはやわらぎますが、好きな香りの芳香剤に出会ったことがなく、やはり香りでごまかすという風に感じます。
そこでトイレを無臭にしたいと思い、トイレに小さめの空気清浄機を置けないかと考えたのですが、コンセントがないのでそもそも無理…でした。
そして、空気清浄機を置くとちょっと邪魔になるかもと思い調べてみると、脱臭機に出会いました。
トイレの嫌なにおいは、脱臭機を設置することでかなり改善されるようです!
こちらの脱臭機はコンセントに挿すだけでオゾンの力で脱臭してくれます↓
このように、におい対策の機械を置く場合にもコンセントが必要になります。
コンセントの位置は「後ろ側」と「便器の前」がおすすめ
コンセントの位置は、ウォシュレット用かそれ以外の用途かでおすすめの位置が違うので、2つにわけておすすめを紹介します。
ウォシュレット用は「後ろ側」ですっきり
ウォシュレット用のコンセントはトイレの後ろ側の壁につけると、コードを隠しやすくすっきり見えます。
後ろ側の壁の向かって右と左どちらが良いかは、どちらでも良いと思いますが、
トイレには給水管・止水栓があるので、給水管・止水栓がある側と揃えるのも良いと思います。↓
トイレの給水管・止水栓は向かって左側に設置されることが多いですが、トイレの設計や家全体の構造によって右側の場合もあるようです。
ここで1つ注意点があります。
とにかく目立たないようにとトイレの真後ろの位置にコンセントを作ってしまうと、
・掃除がしにくい→ホコリがつもり火災の恐れ
・全く見えない→コンセント・コンセント周囲のトラブルに気付かない
というような可能性があるので(このあたりはハウスメーカーの方や設計の方が教えてくれると思いますが)、トイレの真後ろで手も目も届かない位置にはコンセントを作らない方が良いと思います。
ウォシュレット以外は「便器より手前」に
ウォシュレット以外の用途で使うコンセントは、左右どちらかの壁の便器より手前がおすすめです。
上にも書きましたが、ウォシュレット以外のコンセントの用途は、
・暖房器具
・空気清浄機・脱臭機
などがあります。
コンパクトな脱臭機のコンセントの位置はどこでも大丈夫だと思いますが、暖房器具や空気清浄機を床に置く場合は、便器より前の位置がおすすめです!
コンセントの位置が便器の横だと、狭くて暖房器具や空気清浄機が置けなかったり、水や排泄物の水分が機械に飛び故障する可能性もあるので、便器の横はおすすめしません。
1.便器より前の位置
2.暖房器具や空気清浄機を置いた時にコードが見えにくい
という2つのポイントをおさえて決めると良いと思います。
最後に
トイレのコンセントだけでも、考えるポイントがいくつもありますね。
コンセントは家を建てた後に増設することもできますが、専門の業者さんに来てもらわなければいけないので、忙しい毎日だとなかなか難しいです。
やはり家を建てる時点で、コンセントについてはよく考えて余裕を持って多めにつけておくと良いと思います。
トイレのコンセントはとても細かい部分ですが、生活に与える影響は大きく冬場の暖房のことを考えると、健康面にも影響があるので、様々な点を考えて住みよい間取りを提案してくれるハウスメーカーが良いですね。
まだハウスメーカーを決めていない方は、タウンライフで無料で複数のハウスメーカーから間取り・見積もりを一括で依頼できるので、活用してみると良いかもしれません。
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